雨あがる 〜コンテンツ〜
●ヴェネチア国際映画祭
●撮影日誌
1999年5月
1999年6月
●作品概要
◎概要
◎黒澤監督の覚書より
●キャスト
★寺尾 聰
★宮崎 美子
★三船 史郎
★檀 ふみ
★井川比佐志
★吉岡 秀隆
★加藤 隆之
★原田美枝子
★松村 達雄
★仲代 達矢
●《七人の侍》たち 〜スタッフ〜
☆監督:小泉堯史
☆脚本:黒澤 明
☆撮影:上田正治
☆撮影協力:斎藤孝雄
☆美術:村木与四郎
☆照明:佐野武治
☆録音:紅谷愃一
☆衣装:黒澤和子
☆監督補:野上照代
●トップページ
|
1999年 第56回 ヴェネチア国際映画祭にて 緑の獅子賞受賞
Omaggio ad Akira Kurosawa
( TRIBUTE TO AKIRA KUROSAWA )
1951年9月10日、黒澤明監督作品「羅生門」が、見事グランプリ“金獅子賞”を受賞、“アキラ・クロサワ”の名が一夜にして世界に轟きました。
世界のクロサワへの第一歩を踏み出した、記念すべきヴェネチアの地で、その遺志を継いだスタッフ・キャストにより制作された「雨あがる」が黒澤オマージュ上映として、特別招待作として出品する事が決定しました。
黒澤明監督の一周忌にあたる1999年9月6日、日本でのお披露目に先駆け、ワールド・プレミアを行いました。
|
ヴェネチア映画祭・正式招待にあたって
| ●小泉堯史監督 |
歴史あるヴェネチア映画祭に『雨あがる』が、正式に招待されることとなり、たいへん光栄ではありますが、戸惑いは増すばかりです。
『雨あがる』の招待も、映画を愛する世界の人々の、黒澤明監督への尊敬の念からであることを思い、黒澤さんの偉大さを益々感じています。
黒澤さんが亡くなられて早や一年。その志しを受け継ぎ、全スタッフ、キャストで頑張って作った『雨あがる』が、ヴェネチア映画祭“黒澤明トリビュート”に相応しい作品に仕上がっていることを願うばかりです。
|
| ●宮崎美子さん |
出品が決まって黒澤監督も喜んでくださっていることと思います。
映画を愛する人たちの前で、この作品が上映されることは光栄ですし、参加できたことを幸せに思います。
|
| ●三船史郎さん |
今から48年前、父の出演した「羅生門」を黒澤監督が製作した1950年に私は生まれました。「羅生門」の撮影中、私の母は私の入った臨月まじかの大きなお腹を抱え、京都撮影場まで汽車にのって父を慰問にいったそうです。この作品は翌年のヴェニス映画祭でグランプリを受賞しました。
その父も2年前に亡くなり、私を生んだ母も4年前に亡くなりました。そして、黒澤監督も昨年の9月6日に亡くなられ、監督の遺稿となった作品「雨あがる」に私はこの度出演させていただきました。俳優としてほとんど経験も実績もない素人同然の私が何とか気力だけで最後まで頑張れたのは、父に対し、母に対し、そして黒澤監督に対する言葉ではとても言い尽くせない万感の思いがあったからです。
そして本日、ヴェニス映画祭に「雨あがる」が黒澤監督のオマージュ作品として正式招待されたことをお聞きし、小泉監督はじめスタッフ・キャスト・関係者の皆さんの気持ち同様、私自身も心底から嬉しく思っております。そして何か運命的なとても身の引き締まる思いを感じております。
|
| ●原正人プロデューサー |
ラッシュ・フィルムの段階で上映決定という異例の決断をして下さった映画祭事務局には、本当に心より感謝しています。黒澤明遺稿脚本という事だけでなく、本作の持つ“人間への信頼”“やさしさ”という世界共通のテーマにきっと共感してくれたのだと思います。
本作の上映自体が黒澤監督への追悼となるかとは思いますが、上映後、フランスのパートナーであるセブン・フィルム・シネマと映画祭側が盛大な追悼パーティを企画します。小泉新監督の誕生を祝うと共に、黒澤監督の写真を飾り、献花して、重ねて追悼を行いたいと考えています。
|
《関連リンク》
第56回 ヴェネチア国際映画祭(英語)
第56回 ヴェネチア国際映画祭・上映作品リスト(イタリア語)
|