撮影は『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』『ガンモ』『ポンヌフの恋人』の名手ジャン=イヴ・エスコフィエ、冒頭の難しいショットから観客を一気に映画の世界へ引き込む。美術監督に『ボブ・ロバーツ』『デッドマン・ウォーキング』から続投のリチャード・フーバー、ロビンスの徹底した要求に応え、1930年代の世界を見事に創り上げている。編集は『ゴッホ』『ザ・プレイヤー』『ショートカッツ』『プレタポルテ』などロバート・アルトマンの作品に長年関わるジェラルディン・ペローニ、幾人もの複雑な人生の糸を鮮やかに織り込んでみせる。
 
音楽はこれもロビンス組の一人『ボブ・ロバーツ』『デッドマン・ウォーキング』のデイヴィッド・ロビンス。ティムの実兄でもある。そして衣装は『エマ』『アダムス・ファミリー』でアカデミー賞ノミネートの経歴をもち、近年では『L.A.コンフィデンシャル』『ディープ・インパクト』も手掛けたルース・マイヤーズ。社会の底辺から上流階級まで様々な人々の佇まいを素材ひとつひとつにこだわりながら再現し、当時の雰囲気を豊かに表現し華をそえる。
 
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