 |
|
 |
|
|
 |  |

イギリス映画『同級生』が、ゲイの若者の恋愛を鋭く描いて話題となり、世界各地の映画祭で観客の心と賞をつかんだ。公衆トイレでの相手探し、制服を着た未成年の秘密、卒業式でのカミングアウト……。思春期の地雷をかけ抜けながら自分の道を見つけていく、これまでにないイギリスのティーンエイジャーたちの青春物語の登場である。
本作は、エジンバラ映画祭・観客賞、ディナール英国映画祭・審査員賞&観客賞を受賞し、その後トロント国際映画祭、サンダンスフィルム・フェスティバルに正式出品され、絶賛された。サイモン・ショアは、本作で映画監督デビューを果たした。また『ロリータ』のベン・シルヴァーストン、本作が映画初出演となるブラッド・ゴートンという二人の美少年と、『恋はハッケヨイ!』で堂々と主役を演じたシャーロット・ブリテンといった新進の若手俳優の絶妙な演技、爽やかなイギリスポップミュージック満載、ティーンエイジャーたちの自由で眩しい物語が誕生した!

人格も嗜好も形成途中の少年が、窮屈で小さな世界から自己発見の旅にでる。本当に欲しいもの、したいことを求めていくうちに本来の自分を見つけていく。
ごく普通の16歳なら経験することもないような感情と戦い、両親からのプレッシャーにも負けず、ホルモンとの葛藤、そして友人を失うのではと悩みながら、一見頼りなげだが実は自分をちゃんと持っている主人公の姿を追いかける。同性愛にも異性愛にも通ずる“愛することの切なさ”、“自己探求”という普遍的なテーマが生き生きと描かれ、多くの観客の共感を得た。
カミングアウトすべきか否か、デリケートな悩みを抱えている人の多くが自分のことを受け入れられず、ましてや友人や両親からも受け入れられるはずもなく苦しい思いをしているということを再認識させてくれる。しかし、同時にコンプレックスすら、コンプレックスだと気づかない時代が青春の特権であり、“自由”だということも爽やかに思い出させてもくれるのだ。

まだ贅肉もついていない肢体と、繊細な内面を隠すかのように、ブルーな制服に身を包んだティーンたち。その制服の数だけ誰もが通過する、切なくてほろ苦い恋の悩み・・・。
人を好きになると皆同じで、好きになったのがたまたま男の子だっただけのこと。片思いから始まり、両思いになり、すれ違い、その行方が描かれているチャーミングな青春ラヴ・ストーリーは、人が何故か生んでしまった永遠の不可解な感情“恋”を描き、同時に人々が産んだ偏見と差別を訴える社会的なテーマと真摯に向き合っている。
主人公は、観客が恥ずかしくなるぐらいに、“誰になんと言われようと、君が好きだ!”と、誰かに夢中になることを誇りに思い、愛を感じた瞬間を大切にして心から叫ぶ。そんな主人公の叫びに、恋を知っている人なら必ずハートが反応することであろう。
|
 © Asmik Ace Entertainment, Inc. All Rights Reserved. |
|