
『ユージュアル・サスペクツ』でアカデミー賞オリジナル脚本賞を受賞、全世界の映画ファンを瞠目させた脚本家・クリストファー・マックァリー。自身の脚本で初監督に挑戦した『誘拐犯』は、前作を遥かに凌ぐクライム・アクションの問題作として、2000年9月に全米公開されると同時に業界内外で大きな論議を巻き起こした。 その日暮らしのアウトロー、ロングボーとパーカーは、大富豪のチダック夫妻が出産を依頼した代理母のロビンを誘拐、1500万ドルの身代金を要求する計画を立てていた。身重のロビンを首尾良く拉致したまでは良かったが、しかしチダックが裏社会の顔役であることに2人は気付いていなかった。チダックの命を受け、動き出した刺客たちに逆に命を狙われるはめになった2人は、出口のない袋小路へと追い詰められていく…。 次々と襲いかかる罠の連続。サスペンスとバイオレンスのかつてない融合。『ユージュアル・サスペクツ』では描かれなかった"狂暴な知性"が、今その全貌を現す。裏切りに次ぐ裏切り、仲間割れ、秘密と嘘、明かされることなき謎の数々―2人の誘拐犯と1人の代理母、彼らを追い詰める組織の人間たちの、心の裏側に隠された野望と欲望。複雑に絡み合ったその思惑の、どれが実を結び、どれが踏みにじられるのか…。底知れぬ心理戦と呵責なき暴力の果てに、彼らが辿り着いた場所とは?最後に1500万ドルを手にする者は?そして誘拐の収支決算はいかなる結末を迎えるのか?
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