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プロダクションノート


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 幼い頃から恐怖映画に強く魅かれてきた脚本家のケヴィン・ウィリアムスンは「スクリーム」を書くにあたって、「夕暮れにベルが鳴る」「プロム・ナイト」「テラー・トレイン」といった作品に、オマージュを捧げている。このジャンルに詳しい人は「スクリーム」の中におなじみのシーンやシチュエーションを見つける事が出来るだろう。製作総指揮のボブ・ワインスタインから、ウェス・クレイヴンがこの脚本を絶賛し監督を承諾したことを聞いたとき、ウィリアムソンは一言「思い残す事はない!」と言った。

 クレイヴンは初めて脚本を読んだ時とても興奮したと言う。「私は恐怖を題材にした映画を撮ってきた。そして、私の“恐怖映画は人間の本質を描きだす”という信念に、「スクリーム」はぴったりだったんだ。恐怖は人間の精神を深いところまで掘り下げていく。観客は様々な恐怖を持っており、健全で楽しい方法で恐怖を経験し克服していく事が必要なんだ。本作のシナリオはそれを可能にしている。強烈な不安と同じくらい遊びの部分を描いているからね」

 主演のネーヴ・キャンベルは言う。「私の演じるシドニーは最初は弱々しいですが、最後には恐怖を打ち破るほど成長します。彼女は、生き延びるためには、自分自身を信じる事が一番大切だということを学ぶのです。ウェスは素晴らしい監督で、俳優自身にキャラクターの成長を発見させる様な演出をしていました」

 クレイヴンはキャンベルを主人公シドニーにキャスティング出来て幸運だと言う。「ネーヴは、誰もが好感をもってしまう俳優だよ。彼女は俳優として非常にしっかりしており、こちらの要求する難しい感情を巧みに表現出来るんだ」

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 シドニーのクールな恋人、ビリーを演じたスキート・ウーリッチは現在最も注目されている若手俳優の一人である。「ビリーはシドニーの純真さを愛している。それは彼女が、彼が失ってしまった心の清らかさを持っているからなんだ」。スキートもウェスから多くの事を学んだと言っている。「彼は俳優自身の暗い面を引きだし、精神的深みを役に与える事を教えてくれた」

 ゲイル・ウェザーズ役のコートニー・コックスは言う。「初めゲイルは、特ダネをつかむためには、なりふりかまわない低俗なレポーターです。しかし、最後には彼女は命をかけて他人を助けようとするヒロインへと成長するのです」

 クレイヴンはコートニーの演技に感動したと言う。「彼女は実際は我々のカメラ以外何もないのに、まるで本当に死体が突如あらわれた様に声の限り叫ぶんだよ」。

 デイヴィッド・アークェットは元々ウェスの大ファンで、本作の依頼を快く引き受けた。また、風刺的な脚本に魅かれてもいた。「本人に実際会うまで、きっとウェスは恐ろしい人物に違いないと思っていたんだ。彼の作品は私にとってそれほどインパクトがあった」

 ローズ・マッゴーワンは、おしゃべりだけどシドニーの心の支えとなる親友、テイタムを演じている。マッゴーワンもクレイヴンとの仕事は大変有意義だったと言う。「監督のプロフェッショナルな態度と気の利いたユーモアによって私たちはいつも助けられていたわ」。

クラスのおどけ者のランディ役ジェイミー・ケネディは、「撮影中も、あの「エルム街の悪夢」のフレディを創造したウェス・クレイヴンと一緒に仕事をしている事が信じられなかったよ」と言っている。

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 ステュアート役のマシュー・リラードもケネディと同じく伝説的な存在であるウェス・クレイヴンと仕事が出来て有頂天だった。「本作は80年代に流行っていたスラッシャー・フィルムの再来なんだよ。死ぬシーンでも観客は笑うしかないように出来てるのに、劇場から家に帰る時には車のドアをしっかりロックするほど怯えさられてしまうんだ」

映画の背景を完璧なものにするため、クレイヴンとクルーは北カリフォルニアへおもむき、ソノマのサンタローザ、ヒールズブルク、トーメイルといった都市で撮影した。そこには広大でミステリアスな丘陵地帯とぶどう畑、のどかで平和そうな町というまさにクレイヴンが探し続けていた風景が広がっていた。

 ドリュー・バリモアが登場するスリリングなオープニング・シーンは、ソノマの山奥にある、ぶどう畑の中の屋敷で撮られた。クレイヴンはバリモアの才能についてこう語っている。「ドリューはエネルギーに満ちあふれている。彼女は本当に作品にパワーを与えてくれたよ」

 観客はウェス・クレイヴンの創り出した映像にきっと満足するだろう。クレイヴンは付け加える。「本作は現代が抱える問題を扱っているだけでなく、友人や自分自身に対する信頼と、真実を見分ける力を推し量るものになるはずだ。「スクリーム」は根本的な恐怖を描きながら独特な優雅さを持ち合わせているんだ」

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