アスミック・エース映画情報シーズ・ソー・ラヴリー
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Staff
ニック・カサヴェテス
NICK CASSAVETES
監督
Director
1958年ニューヨークで、監督、脚本家、俳優のジョン・カサヴェテスと女優のジーナ・ローランズの長男として生まれる。少年時代は父ジョンが監督した“Husbands”(70)、『こわれゆく女』(74)などに出演。学校を卒業後はプロ・バスケット選手になるがけがで断念、様々な職を経た後に俳優を志し、ドラマティック・アーツ・アカデミーで勉強した。
 本格的な映画デビューはピーター・ボグダノヴィチ監督作『マスク』(85)。その他の主な出演作品にチャーリー・シーン共演『処刑ライダー』(86)、ハーレー・コクリス監督作『ブラック・ライダー』(86)、ルトガー・ハウアー共演『ブラインド・フューリー』(89)、オリバー・ストーン監督作『ドアーズ』(91)などがあり、アラン・ルドルフ監督の『ミセス・パーカー ジャズエイジの華』では父ジョンも影響を受けた脚本家ロバート・E・シャーウッドを演じている。またテレビでも『L.A.ロー』などに出演している。最新作にジョン・トラヴォルタ、ニコラス・ケイジ共演の『フェイス/オフ』(97)がある。
 監督、脚本家としては96年の『ミルドレッド』でデビュー。母のジーナ・ローランズ、ジェラール・ドパルデュー、マリサ・トメイが出演し、ドパルデューは製作総指揮も担当している。この第1作目は母にオマージュを、父ジョンの脚本を映画化した第2作目の本作『シーズ・ソー・ラヴリー』は父ジョンに捧げられている。

詳しいフィルモグラフィー(The Internet Movie Database -英語-)
<フィルモグラフィ>
年度 タイトル
70 Husbands
74 こわれゆく女
80 Reunion
85 マスク
86 処刑ライダー
86 Quiet Cool
86 ブラック・ライダー
87 Assault of the Killer Bimbos
88 Shooter
89 Under the Gun
89 ブラインド・フューリー
90 Backstreet Dreams
91 Delta Force 3: The Killing Game
91 ドアーズ
92 Twogether
93 Sins of Desire
93 Sins of the Night
93 Body of Influence
94 クラス・オブ・1999-II
94 ミセス・パーカー/ジャズエイジの華
95 Just Like Dad
95 Black Rose of Harlem
96 ミルドレッド
(監督・脚本のみ)
97 シーズ・ソー・ラヴリー
(監督のみ)
97 フェイス/オフ
ジョン・カサヴェテス
JOHN CASSAVETES
脚本
Screenplay
 1929年12月9日ニューヨーク生まれ。ギリシャ系移民の息子として生まれる。コルゲイト・カレッジを卒業後、ドラマティック・アカデミーに入り演劇を学んだ。卒業後に地方劇団に所属、53年にグレゴリー・ラトフ監督の“Taxi”で本格デビューを果たした。54年にドラマティック・アカデミーで知りあった女優ジーナ・ローランズと結婚。その後は56年のドン・シーゲル監督作『暴力の季節』(56)や、ジーナと共演し監督も務めたテレビシリーズ『ジョニー・スタッカート』(59)などで人気を得る。59年に今までのハリウッド映画にはなかった16mm映画による即興撮影を主体にした手法で第1作目『アメリカの影』を完成。監督、脚本、出演をこなしたこの作品が評価されて、インディペンデント映画の監督と性格俳優の両面で活躍していく。監督としては『愛の奇跡』(63)、『フェイシズ』(68)、アカデミー賞監督賞候補となった『こわれゆく女』(74)、『チャイニーズ・ブッキーを殺した男』(76)、『オープニング・ナイト』(79)、『グロリア』(80)、ベルリン映画祭グランプリを獲得した『ラヴ・ストリームス』(84)などがある。俳優としてはドン・シーゲル監督作『殺人者たち』(64)、ロバート・オルドリッチ監督作『特攻大作戦』(67)、ロマン・ポランスキー監督作品『ローズマリーの赤ちゃん』(68)、ラリー・ピアス監督作品『パニック・イン・スタジアム』(76)、ブライアン・デパルマ監督作品『フューリー』(78)、ジョン・バダム監督作品『この生命誰のもの』(81)など多くの作品に出演している。  残念ながら89年2月3日に惜しくも亡くなっているが、監督、俳優を問わず信奉者が多く、アメリカ・インディーズの父と呼ばれ伝説の名監督となっている。本作は20年前に書かれた脚本である。

詳しいフィルモグラフィー(The Internet Movie Database -英語-)
<フィルモグラフィ>
■監督/脚本作
年度 タイトル
59 アメリカの影
(監督・脚本・出演)
61 Too Late Blues
(監督・脚本・出演)
62 A Pair of Boots
(監督)
62 My Daddy Can Lick Your Daddy
(監督)
63 愛の奇跡
(監督)
68 フェイシズ
(監督・脚本)
70 Husbands
(監督・脚本・出演)
71 ミニーとモスコウィッツ
(監督・脚本・出演)
72 刑事コロンボ/黒のエチュード
(監督・出演/ニック・コラサント名義)
74 こわれゆく女
(監督・脚本)
74 刑事コロンボ/白鳥の歌
(監督/ニック・コラサント名義)
76 チャイニーズ・ブッキーを殺した男
(監督・脚本)
79 オープニング・ナイト
(監督・脚本・出演)
80 グロリア
(監督・脚本)
84 ラヴ・ストリームス
(監督・脚本・出演)
ルネ・クレイマン
Rene cleitman
製作
Producer
1940年フランス生まれ。64年からコピーライター、74年からラジオ局の編成局長などを経て、82年に国際的複合企業ラガルデール・グループの映画部門としてアシェット・プルミエ会社を設立。マトラ及びアシェットという商標は、ハイ・テクノロジー部門と自動車部門、メディア部門の3部門で使われている。会社設立後は20本以上の映画を製作している。主な製作作品に以下の監督作品がある。アンジェイ・ズラウスキ『私生活のない女』(84)。フランソワ・デュペロン『夜のめぐり逢い』(84)、『ザ・マシーン/私の中の殺人者』(94)。ジャン=ポール・ラプノー『シラノ・ド・ベルジュラック』(90)、“Le Hussard sur Le Toit”(95)。パトリス・ルコント『タンデム』(87)、『仕立て屋の恋』(89)、『タンゴ』(92)。また、国際的な共同製作にも携わっており、アカデミー外国語映画賞候補となったニキータ・ミハルコフ監督作『ウルガ』(91)や、ジョニー・デップ、フェイ・ダナウェイ、ジェリー・ルイスが出演したエミール・クストリッツァ監督作『アリゾナ・ドリーム』(94)などがある。『シーズ・ソー・ラヴリー』は、好評だったニック・カサヴェテスの前作『ミルドレッド』に続いて製作に携わった2本目のアメリカ作品である。
ベルナール・ブイ
BERNARD BOUIX
製作総指揮
Executive Producer
 1973年に映画業界でのキャリアをスタート。助監督、プロダクション・マネージャーを振出しに現在まで40本以上の映画に携わってきた。84年にジャン=リュック・ゴダール監督作『カルメンという名の女』でプロダクション・ディレクターを務めている。その後アシェット・プルミエに入社、90年の『シラノ・ド・ベルジュラック』以降は重役となり社長のルネ・クレイマンと一緒に仕事をしており、映画の物理的な面の管理をしている。パトリス・ルコント監督作『タンゴ』(92)、フランソワ・デュペロン監督作『ザ・マシーン/私の中の殺人者』(94)、『ミルドレッド』(96)など社の主要作品すべて、また『ウルガ』(91)や『アリゾナ・ドリーム』(94)などの共同製作作品にもかかわっている。
ティエリー・アルボガスト
THIERRY ARBOGAST
撮影
Director of Photography
 本作とリュック・ベッソン監督の『フィフス・エレメント』とで、1997年カンヌ国際映画祭高等技術院賞を獲得、世界的に著名な撮影監督となった。ベッソンとは『ニキータ』(90)、『レオン』(94)でも組んでいる。ほかの主な作品に『赤と黒の接吻』(91)、『私の好きな季節』(93)、『アパートメント』(95)などがあり、パトリス・ルコント監督作『リディキュール』ではアカデミー賞ノミネート、ジャン=ポール・ラプノー監督作“Le Hussard sur Le Toit”(95)ではフランスのセザール賞の最優秀撮影賞を受賞している。
デイヴィッド・ワスコ
DAVID WASCO
美術
Production Designer
 ニュージャージー出身、ヴァーモントに移り住む。72年にニューヨークで工業デザイナーとして働き始め、現在はロサンゼルスに活躍の場を移している。80年からプロダクション・デザインを手掛けており、代表作にグレゴリー・ナバ監督のアカデミー外国語賞ノミネート作品『エル・ノルテ/約束の地』(83)、トム・エバーハートのSF映画『ナイト・オブ・ザ・コメット』(84)、テレビムーヴィー『ライフ・イン・ザ・シアター 栄光と喝采の日々』(93/V)、『リバー・ノース〜遥かなる河の流れに』(94/V)、デイヴィッド・マメット自身による舞台劇の映画化“Oleanna”(94)などがあリ、テレビでもエミー賞を受賞している。妻のサンディ・レイノルズ・ワスコもセット・デコレーターとして活躍しており『レザボア・ドッグス』(92)、『キリング・ゾーイ』(93)、『パルプ・フィクション』(94)とクエンティン・タランティーノ組で絶妙な夫婦共同作業を続けている。
ペトラ・フォン・オールフェン
PETRA VON OELFFEN
編集
Editor
 オーストリア出身。ヨーロッパ圏を中心に国籍にとらわれず意欲的に活躍している。イングマール・ベルイマンがドイツで監督した2作“The Serpennt's Egg”(78)、“Aus Den Leden Der Marionetten”(80)や、ウィリー・ボグナー監督作『ファイアー&アイス 白銀の恋人たち』(87) 、ヤッホー・シリアス監督作『ヤング・アインシュタイン』(88)などヴァラエティに富んだ作品群を手掛けている。
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