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ドワイト・ヨーカム
DWIGHT YOAKAM
 1956年10月23日ケンタッキー州パイクヴィル生まれ。84年“Guitars, Cadillacs, Etc. Etc.”のレコードデビュー以来、カントリーファンのみならず国内外でファンを魅了してきたミュージシャン。グラミー賞も受賞しており、8枚のアルバムでプラチナ・ディスクに輝いている。95年にリリースした最新作“Gone”も高く評価された。ミュージシャン誌はウィリー・ネルソンと共に「時代に最も影響を与えたシンガーソングライター」と評した。厳格なまでの誠実な態度、独自の視野でカントリーミュージックの世界の枠を広げ、伝統的なカントリーのルーツが深く滲みこんだ独自のサウンドを創り出し、バック・オーウェンスやマール・ハガードら優れたミュージシャンに多大な影響を与えた。それだけでなく、R&Bやロック、その他のジャンルにもアプローチを図る。ローリング・ストーン誌は「感情を的確に表現、微妙なニュアンスを操ることにかけては、肩を並べる者は現代にはいない。ほとんど完璧な域に達している」と評している。

 最近は俳優業を中心に活躍している。93年のピーター・フォンダ主演“SOUTHERN RAPTURE”で舞台デビュー。ヴァラエティ誌は「多くの歌手が自分は俳優になれると思い、俳優は自分は歌えると思っているような業界でヨーカムが両方をものにしているのがすがすがしくさえある」と評している。

 映画デビューはジョン・ダール監督の代表作『レッドロック/裏切りの銃弾』(92)。ニコラス・ケイジと口論をするトラック運転手という役で数分ではあるが異彩を放った。その後も、デニス・ホッパー監督作『逃げる天使』(94)を経て、カイル・マクラクラン主演『ロズウェル』(94)で批評家の賞賛を受けた。95年のテリー・ベネディクト監督作“THE PAINTED HERO”で、競技場の内でも外でも騒動を引き起こす無骨なロデオを演じて初の主役を飾った。ほかに裕福なビジネスマンの若妻を執拗に追いかける写真家を演じたジャン・ヴァーヘイエン監督作“THE LITTLE DEATH”(95)などがある。最新作はマシュー・マコノヒー、スキート・ウーリッチと共演する、リチャード・リンクレイター監督作“NEWTON BOYS”。

 俳優業については「現時点では“私でいること”から逃げる手段だ。私は今“私でいること”によって有名になっている。つまり、音楽は日常の私と直結している。それは私そのものといっていい。一方、演技することで自分の潜在的な側面へと逃げ込むことができるし、全く新しい生きたキャラクターを創造することができる」と語っている。

詳しいフィルモグラフィー(The Internet Movie Database -英語-)
Dwight Yoakam
AS
ドイル・ハーグレイヴズ
Doyle Hargraves
ジョン・リッター
JOHN RITTER
 1948年9月17日、カリフォルニア州バーバンク生まれ。著名なカントリー・シンガーで俳優のテックス・リッターの息子、妻は女優のナンシー・モーガン。USC在学中から演劇活動にいそしみ、いくつかの舞台に立つ。その後テレビに活躍の場を移し、77年からロングランとなった人気シリーズ“THREE'S COMPANY”に主演してエミー賞、ゴールデン・グローブ賞などを受賞、国際的な名声を得た。本作での“ヴォーン・カニンガム”の役名は、テレビ・シリーズ『ハッピー・デイズ』で演じた役による。
 映画は71年の『ハダシの重役』でデビュー。『悪を呼ぶ少年』(72)、『シンジケート』(73)、『ニッケルオデオン』(76)など出演を重ね、79年の『ニューヨークの恋人』で初の主役を演じた。ほかの作品に、映画は『ダドリー・ムーアのモーゼの気分で』(80/V)、『スキン・ディープ』(89)、『プロブレム・チャイルド/うわさの問題児』(90)、『プロブレム・チャイルド2』(91/V)、『チャンネル・アドベンチャー』(92)、『カーテンコール/ただいま舞台は戦闘状態』(92/V)、『ノース/ちいさな旅人』(94)など。テレビムーヴィーは『アメリカを震撼させた夜』(75/テレビ放映)、『IT』(90/V)、『監禁』(95/V)などがある。最新作にグレッグ・アラキ監督作“NOWHERE”(97)や、再びソーントンと共演する“A GUN, A CAR, A BLONDE”(98)などがある。

詳しいフィルモグラフィー(The Internet Movie Database -英語-)
JOHN RITTER
AS
ヴォーン・カニンガム
Vaughan Cunningham
J・T・ウォルシュ
J.T. WALSH
 1943年9月28日カリフォルニア州サンフランシスコに生まれ、ニューポート、ロード・アイランド、ヨーロッパなどに移り住みながら育った。セールスマンとして働いていたが、30歳の時に演劇に目覚めてオフ・ブロードウェイの劇団に入る。すぐに頭角を現し、84年にはデイヴィッド・マメットの『グレンガリー・グレン・ロス(映画名:『摩天楼を夢見て』』でトニー賞候補となった。その後も舞台出演は多くブロードウェイ、オフ・ブロードウェイで活躍を続けている。
 映画は83年に『愛に向って走れ』でデビューを飾り、演技の幅の広い俳優として数々の作品に出演、名脇役の名を欲しいままにしている。主な代表作に『キングの報酬』(86)、『ハンナとその姉妹』(86)、『グッドモーニング・ベトナム』(87)、『テキーラ・サンライズ』(88)、『ベルーシ/ブルースの消えた夜』(89)、『晩秋』(89)、『ロシア・ハウス』(90)、『グリフターズ/詐欺師たち』(90)、『バックドラフト』(91)、『アイアン・メイズ/ピッツバーグの幻想』(91)、『レッドロック/裏切りの銃弾』(92)、『ア・フュー・グッドメン』(92)、『ニードフル・シングス』(93)、『依頼人』(94)、『ニクソン』(95)、『エグゼクティブ・デシジョン』(96)、『ブレーキ・ダウン』(97)など枚挙に暇が無い。ザ・シューティング・ギャラリー作品には“THE LITTLE DEATH”(95)に次いで2度目の出演。
1998年2月27日、心臓発作のため逝去されました。

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J.T. WALSH
AS
チャールズ・ブッシュマン
Charles Bushman
ナタリー・キャナディ
NATALIE CANERDAY
 アーカンソー州出身。舞台からキャリアをスタート、テレビ、ラジオ、コマーシャルの分野でも活躍している。映画は88年にニール・サイモン脚本、マイク・ニコルズ監督による『ブルースが聞こえる』でデビュー。92年にソーントンが脚本を執筆した『運命の引き金』(V)でビル・パクストンの妻を演じて、南部独特のゆったりとした話し方、地に足のついた演技で評価を得た。ティム・ブレイク・ネルスン監督の“EYE OF GOD”(96)では監督助手も勤めている。

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NATALIE CANERDAY
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リンダ・ウィートリー
Linda Wheatley
ルーカス・ブラック
LUCAS BLACK
 1982年12月29日、アラバマ州ダンヴィル生まれ。役者としての第一歩は、94年に初めてのオーディションで選ばれたジョン・アヴネット監督、ケヴィン・コスナー、イライジャ・ウッド主演の『8月のメモワール』。翌95年にはCBSのテレビ・シリーズ『アメリカン・ゴシック』に出演、一躍人気子役スターとなった。ほかにアレック・ボールドウィン、ウーピー・ゴールドバーグ共演でロブ・ライナー監督による“GHOSTS OF MISSISSIPPI”(96/日本未公開)、現在製作中の“X-Files: The Movie”(98)がある。

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LUCAS BLACK
AS
フランク・ウィートリー
Frank Wheatley
ジェイムズ・ハンプトン
JAMES HAMPTON
1936年7月9日、オクラホマ州オクラホマ・シティ生まれ。写真家だったが、62年に短編映画に出演後、コミカルな脇役俳優として活躍を続けている。映画デビューは68年の“FADE-IN”。印象深いのは74年のロバート・オルドリッチ監督作『ロンゲスト・ヤード』で演じたバート・レイノルズをサポートする刑務所内の調達屋役、また85年の『ティーン・ウルフ』ではマイケル・J・フォックスの父親を演じている。ほかの代表作に『ソルジャー・ブルー』(70)、『デキシー・ダンスキングス』(75)、『ハッスル』(75)、『ハンプス』(76)、『チャイナ・シンドローム』(79)、『ティーン・ウルフ2/ぼくのいとこも狼だった』(87)、『ポリスアカデミー5/マイアミ特別勤務』(88)、『今夜はトーク・ハード』(90)などがある。

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ジェリー・ウールリッジ
Jerry Woolridge
ロバート・デュヴォール
ROBERT DUVALL
 1931年1月5日カリフォルニア州サンディエゴ生まれ。学生時代はスポーツに従事していたが、プリンシピア大学在籍中に演劇に目覚めた。海軍を経て、ニューヨークで演技を学び、下積み時代を経て舞台、テレビでチャンスをつかむ。62年に『アラバマ物語』で精神障害者を演じてデビュー、強い印象を残した。国際的な評価を得たのは72年に出演したフランシス・コッポラ監督作『ゴッドファーザー』で、沈着冷静なドンの右腕を演じてアカデミー賞助演男優賞候補となった。その後も79年の『地獄の黙示録』でゴールデン・グローブ賞、ブリティッシュ・アカデミー賞受賞。同年『パパ』でアカデミー賞主演男優賞候補。82年の『テンダー・マーシー』(V)でついにアカデミー主演男優賞に輝いた。主役から、印象的な特別出演までオールラウンドに演じることの出来る現代アメリカを代表する名優の一人。主な作品に『ブリット』(68)、『雨の中の女』(69)、『シノーラ』(72)、『組織』(73)、『バッジ373』(73)、『カンバセーション…盗聴…』(74)、『ネットワーク』(76)、『鷲は舞いおりた』(76)、『告白』(81)、『ナチュラル』(84)、『カラーズ/天使の消えた街』(88)、『旅立ちの季節』(90)、『侍女の物語』(90)、『ランブリング・ローズ』(91)、『プレイグ』(92)、『フォーリング・ダウン』(93)、『ザ・ペーパー』(94)、『フェノミナン』(96)などがあり、数多くの傑作、佳作で名演を見せている。ソーントンとは95年の『ヘンリエッタに降る星』(V)で共演、ソーントンが脚本を執筆した『ファミリー/再会のとき』(V)に出演している。最新作にジョン・グリシャム原作、ロバート・オルトマン監督による“THE GINGERBREAD MAN”、『X-ファイル』のミミ・レダー監督による“DEEP IMPACT”などがあり、“THE APOSTLE”では自ら監督に乗り出している。

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AS
カールの父
Karl's Father


●聞くに耐えないバンドの面々

Sling Blade
 ドワイト・ヨーカム扮するドイルは最低の演奏をする場末バンドのリーダーでもある。しかし、この“世界最低のロック”を演奏するために、ソーントンは国中から著名なミュージシャンを集めた。「本物のミュージシャンが欲しかった。自分が何やってるか分かってなくてはならなかった。というのはライヴで演奏し、後で音入れをするつもりはなかった。しかも、未熟な音でひどい感じにしたかったんだ」とソーントンは言う。

 彼らが演奏する“Plunger”は映画のためにピート・アンダースンが作曲した。ピートはレコーディング・アーティストとして知られており、プロデューサーとしてはヨーカムのアルバムをはじめとして、ザ・ミート・パペッツ、k.d.ラング、ロイ・オービスン、ミシェル・ショックトなど数多くのミュージシャンを手がけている。ソーントンはアンダースンの役割について次のように語っている。「身の毛のよだつようなサーフ・ソングを作るようピートに頼んだ。そして、第二次世界大戦で日本の神風パイロットたちは離陸の仕方は教わったけど着陸の仕方は教わらなかったという話をした。彼はバンドのメンバーに曲の半分だけ教えた。ばらばらな顛末になるのも当然だよ」

 バンドのメンバーはヨーカムの他に4人。
 テレンスを演じるヴィク・チェズナットはジョージア州のミュージックシーンで有名なシンガーソングライター。ファースト・アルバム“Little”、続く“West of Rome”の2作をR.E.M.のマイケル・スタイプがプロデュースしたことで注目された。ソーントンは94年のピート・サイレンによるドキュメンタリー“Speed Racer: Welcome to the World of Vic Chesnutt”を見て、テレンス役を彼に決めた。そのドキュメンタリーはチェズナットの第3作“Drunk”のレコーディング中に撮影されたものでサンダンス映画祭で話題となった作品である。チェズナットは18歳の時に飲酒運転による事故を起こして以来、車椅子生活を余儀なくされた。現在は欧米をツアー中である。

 モリスを演じるCOL. ブルース・ハンプトン, RET. はジョージア州アトランタ出身で“挑発的なアーティスト”、“狂ったパフォーマー”、“前衛的な詩人”などと呼ばれている。しかし20年以上もの間、サザンロックにおける独自の境地はどのジャンルにも取り込まれていない。現在はカプリコーン・レーベルに所属、自身のバンドザ・フィジー・マリナーズでツアー中。
 モンティ・ジョンスン演ずるミッキー・ジョーンズは、76年に俳優に転向する以前はドラマーとしてトリニ・ロペス、ジョニー・リヴァーズ、ボブ・ディラン、ザ・バンド、ケニー・ロジャース、ザ・ファースト・エディションらと共にプレイしていた。今や俳優としての方が有名で『トータル・リコール』(90)、『ドロップ・ゾーン』(94)や人気TVシリーズ“HOME IMPROVEMENT”のK&Bボーイズの一人ピーター・ビルカー役などを含む30以上の映画、30以上のテレビシリーズで活躍している。

 ランディ・ホースフェザーズを演じるイアン・ムーアは、ブルースの影響を受けたロック・ギタリストとして人気上昇中のスターである。ムーアはテキサス州など盛んなミュージック・シーンでの成果をもとに、ローリング・ストーンズの“ヴードゥー・ラウンジ・ツアー”を6都市で行った。またZZトップのツアーで欧米をまわり、ここ3年ほぼ休むことなく全米、カナダをツアーでまわっている。この間“The Late Show with David Letterman”、“Today”、“Entertainment Tonight”などテレビにも出演している。レコードは“Ian Moore”、“Live from Austin”、95年リリースの“Modernday Folklore”と、いずれもカプリコーン・レコーズから出ている。
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